キーボードを自作する(PCB設計編)
この記事は 自作キーボード設計ガイド Vol1 設計入門編 という書籍を参考にキーボードを自作し、その経過を記録しているものなので詳細が気になる方は購入をオススメします。
今回はPCBに部品を配置していきます。
配線やスイッチプレート・ボトムプレートは別でやります。
##作業メモなど
ここまで終わればページ数的には解説編除いて折り返し地点。
フットプリントの関連付けは PCB 設計途中で戻れるので9割ぐらいの精度で進めて何度も戻った。
以前「Guide68 のマイナーアップデート程度で作る事ができそう」とか言ったな。あれは嘘だ!!!
ボタン増やす・配置変える・ホットスワップに対応する などの小さな要望による歪みがここに来て大きくなる。
特にホットスワップ対応では Kailh 社のスイッチソケットが大きすぎて TRRS やダイオード配置場所などに不都合が出る。
Guide68 を買ったとき、「なんでホットスワップ対応してないんだろう」とか思ってごめんなさい。めちゃくちゃトレードオフでした。
ほぼ無線でしか使わないので TRRS は不要なはずだが、付けなかった場合の配線がわからないので内側向けに配置。(後日作る予定のケースで隠す)
回路から基盤を更新した直後はマイコンが表についてしまうので、Guide68 のようにキー裏に置きたい場合は反転させるのを忘れないように。
ダイオードとスイッチソケットの距離など基板に現れない干渉が気になって無限に調整したくなるが、初めての自作キーボードが上手くいくわけがないので発注するところまで駆け抜ける。
DRC で200件ぐらい警告が出ているけど、どこまで無視して良いのだろうか......。
###左
###右
配線前ですが、 3D Viewer で基盤が見れるようになるととてもモチベーション上がりますね。