キーボードを自作する(配列編)
先日 Guide68 を購入したばかりですが、カスタマイズしてみたくなったのでその記録です。
作成に際し、私は小学生並みの電子工作知識しか持っていないので、Guide68 の作者のサリチル酸さんが執筆してくださった 自作キーボード設計ガイド Vol1 設計入門編 という書籍を参考に進めて行きます。
「電子工作歴 0 のウェッブ系エンジニアが自作キーボードを完成させることができるのか?」というベンチマークにもなりそうですね。
##要件
さて、書籍によると目的や要件を明確化にしておいた方が良いと書いてあるので、ざっと記録しておきます。
主要なキー(アルファベット・数字・記号)は全て MacBook と同じ配列にする
ロウスタッガードというやつ
Guide68 もロウスタッガードだが、Z列が 0.25u 左にずれているので、たまに MacBook 触ると N や B のタイポが爆増していた
親指をもっと酷使する
右親指で ESC, IME切替, delete, レイヤー切替 を押したい
左親指で ESC, space, cmd を押したい
小指・薬指が超絶不器用なので、タイポの余地がないように不要なキーをなくしたい
フロントエンドエンジニアなので(?)、 <>{}[]()などの左右対称な文字入力を頻繁に入力する
普通のキー配列だと <> 打ちづらすぎない?
以前使っていた ErgoDash では中央の余った3キー(左右それぞれ)に割り当てて使い勝手が良かったので、f, g, b, y, h, n の隣に余剰なキーを置く
デスク周りにオーク材の小物が多いので、ケースをオーク削り出しで作りたい
Guide68 だと接合部の段々になっている部分を私の木工スキルでは再現できない。同様に、 Ergo っぽい形状も難しい。
余剰キー足したついでに左右共に長方形にする
ホットスワップ対応
無線化 (BLE Pro Micro)
右手矢印はロープロファイル
基本要件はほとんど Guide68 で満たせているので、Guide68 のマイナーアップデート程度で作る事ができそうです。
ここまでの妄想を落とし込んだキー配列はこちら。
勢いよく配列編とか言っちゃいましたが、果たして完成させることができるのか...。